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らんちゅうとは?
らんちゅうという金魚を知っていますか。
らんちゅうは金魚の王様と呼ばれ、和金から背びれのない、マルコの改良種(ナンキン、オオサカランチュウ、ランチュウの3種に別れその1種)といわれています。
普通の金魚とは違い、背びれがなく、小判型やつげくし型の体型を持ち、尾びれは水平に、頭部にコブがある姿をしています。飼育方法は大変難しく、稚魚ならば1,000円ぐらいとお安いですが年齢を重ねていくうちにウン万円、ウン十万も珍しくないといわれています。
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また、とても歴史がある金魚といわれ、江戸時代文久2年(1862年)には大阪で「大阪らんちゅう品評会、蘭鋳(ランチュウ)品評会が開催されたといわれ、番付も現存しています。(大阪らんちゅうは一度絶滅し現在存在するものは復元されたもの)その流れは現代にまで続いています。全国各地では、盛んに品評会が開かれており愛好家たちが自慢の腕を競いあいます。
その中でも有名なのが日本らんちゅう協会が主催する、日本らんちゅう協会全国品評会です。日本らんちゅう協会全国品評会は昭和31年に第一回大会が開催され、東京、大阪、名古屋の三都にて順繰りに開催されています。全国選りすぐりのらんちゅうたちが一同にそろい、最高位の大関を目指します。
見学は自由なので、その美しい姿をぜひ見ておきたいものです。
日本らんちゅう協会全国品評会の優れた金魚たちが、You Tubeなどによく動画がアップされていますので、興味のある方はごらんになると良いでしょう。
らんちゅうの種類
らんちゅうもふくめ金魚には多くの種類が存在します。金魚すくいなどでよく見られる和金、その形に近いものを和金体型の品種、頭部に肉瘤が出たオランダ獅子頭とに似た形のものをオランダ体型、丸みがあり腹部に左右均等の張りがあるものを琉金体型(出目金や琉金、パンダなど)と呼んでいます。
その中でらんちゅうに似たらんちゅう体系を持つ品種についていくつか紹介したいと思います。
1.大阪らんちゅう
大阪を中心として江戸時代から飼育されていた、マルコの改良種で、第二次世界大戦中に絶滅。現在見られるものは、ナンキン、土佐錦、花房、らんちゅうを使って改良され復元されたものといわれています。ですが、この大阪らんちゅうは過去に見たことのある人や資料によって復元されたものだそうです。小さな頭とおにぎりのような型でふくよか、そして平付けの尾が特徴です。
近畿大教授らは標本があればDNA解析で・・・.と復活に取り組んでいるとか。愛好家が追い求める幻のらんちゅうのようです。
2.水泡眼(スイホウガン)
目の下に風膨らんだ風船状の袋がついている中国産の品種の金魚です。中国では多く飼われている金魚です。また袋は角膜がリンパ液で膨らんだもので成長とともに大きくなります。
3.頂天眼(チョウテンガン)
赤出目金の突然変異から生まれた中国産の金魚で、目が上向いている姿が特徴的です。背びれはなく、四つの尾で胴は長く、とても面白い格好をしています。
そのほか、江戸錦や 京錦、桜錦に津軽錦、黒ランチュウに茶ランチュウなど色々な種類のらんちゅう体型があります。かわいいらんちゅうたちを飼育してみてはいかがでしょうか。
らんちゅうの病気
金魚の王様と呼ばれるらんちゅう。らんちゅうや金魚を育てる上で心配なのが、病気ではないでしょうか。
らんちゅうに一番多い病気は「エラ病」といわれています。5~6月や9~10月など昼と夜の温度差が激しい時期に多く発生するようです。
症状として、初期段階では「動きが鈍く、餌を食べようとするがすぐ吐き出す」ことが多いようです。中期段階に入ると「片方のえらをパクパクさせ、水面を漂う」症状がみられます。
また他の病気を併発する可能性も出てくる次期でもあります。末期になると、「えらが開いたまま、餌を食べない。底に沈んだまま、もしくは、水面で浮いたままの状態」になります。
エラ病の原因は様々で、病原菌や病原虫が主な理由と考えられています。餌のやり過ぎ、水温の急な変化によってもおきると考えられており進行すると、エラ腐れ病になることも多い病気です。早めの治療が望まれます。
治療方法として、塩治療法が有名です。洗面器で0.5%食塩水浴をさせるもので、1匹づつ洗面器の食塩水にいれ様子を見る方法です。3~7日でらんちゅうは元気を取り戻すとか。
また、ペットショップにエラ病治療薬が売られています。
それを利用するのも良いでしょう。(過マンガン酸カリ治療薬 、マゾテン20治療薬、ホルマリン治療薬など)エラ腐れ病には、オキシドール治療薬、エルバージュ治療薬)使用上の注意をよく読んで使用しましょう。
らんちゅう飼育には避けては通れないエラ病。早期発見、早期治療。上手に付き合っていきましょう。